漠然とですが構造設計に携わる仕事をしたいという気持ちを持って、就職活動をしていましたね。
当初は、設計の仕事というと、デザインを手掛ける意匠設計じゃないとできないのかなと思っていましたが、いろんな会社の説明会に参加していく中で構造の分野にも設計の仕事があるということを知りました。
ただ、やっぱり建築系の求人というと、現場監督の仕事がほとんどで構造設計の求人が思ったよりも少ないことに焦っていました。
H.S
H.Y
さみしい話だけど、やっぱり少ない印象はあるよね。
H.S
当時、所属していた研究室の先生にも相談したんですけど「通らないと思うくらいの覚悟で就職活動に取り組んでみたらどうか」というアドバイスをもらいました。
構造設計をやりたいという思いはあったんですけど、求人が少なかったり、募集枠も少なかったので『構造設計であれば…』と、とにかく行動に移していました。
一方で、やりたいと思う仕事はあるのに、どういった会社に行けばいいんだろうという葛藤もありましたね。
H.Y
ちなみにうちの説明会の印象とか、思い出ってある?
H.S
そんな葛藤を抱えながら総合設計の説明会に参加したんですよ。
企業説明会と聞くと、ある意味当然ですが自分の会社の良さばかり話すイメージだったんですけど、総合設計は参加者と対話をしながら、一人ひとりの希望や悩みを聞きながら、仕事の特性を紹介しつつ、どんな人が向いているのか、そうでないのかを正直に説明してくれたのが印象的でした。
総合設計に来てもらうのが目的じゃなくて、自分にあった会社を見つける説明会にしてほしいと言われたことが鮮明に記憶に残ってます。
H.Y
当時、目を輝かせながら、前のめりになって話を聞いてくれたH.Sさんはよく覚えているかな(笑)
初めての就職活動で、悩みがない人の方が珍しいし、真剣に将来を考えている学生に対していいことばかり話すのも誠実さがあるのかなって。いろんな側面からの話を聞いてもらった上で、納得感を持って総合設計に行きたいと思ってくれることがお互いにとって理想だと思ってるからね。
H.S
説明会後もたくさん質問をして、この会社で働くイメージがつきました。その後の採用面接でも担当してくれた社員の方から会社のいろんなことを教えてもらい、やりたい仕事ができる期待感と、人と向き合ってくれる安心感がこの会社に決めた大きな理由です。その後に受講した研修でもいい経験をすることができました。
H.Y
内定者研修と、新入社員研修があるけどそれはどうだった?
H.S
内定者研修と新入社員研修はつながる部分がありつつも、色合いが異なった研修でした。
内定者研修では、総合設計の一員としての自覚、行動を求められるという話から始まり、総合設計が扱うライフライン施設の概要を説明してもらいました。
会社説明会でも話を聞いていましたが、最前線で活躍している設計士からも改めて聞く話は、とても勉強になりました。座学だけでなく、実際に構造計算ソフトに触れてみたり、浄水場の施設見学といったカリキュラムはとてもありがたかったです。
これまでの漠然とした仕事のイメージから、当社がどういう建物を設計し、その建物が社会にどう貢献されているのかという一連の流れを理解することが出来ました。
H.Y
どんな研修もメリハリが大事。真面目にやるのはもちろんだけど、まずはやっていて楽しい、そして成長を実感してもらえるような研修を心がけてるから、そういってもらえると嬉しいかな。
H.S
4月からの新入社員研修では、グループ会社全体の新入社員が一同に会しビジネスマナーを中心として英語研修や財務研修といった幅広い研修を行いました。その時に出会った仲間は今でも交流があります。
H.Y
同じグループとはいえ、会社の枠を越えて今でも交流があるのはいいね!!!
研修で出会う仲間・同期は一生の財産だし、どんな道に進んだとしても、その繋がりは大切にしていってほしい。
H.Y
H.Sさんはどんな感じで就職活動をしてたの?